《無料記事》 旧体育館保存求む請願、定例市議会で審議へ大田市議が趣旨説明/福山市

 有志市民8氏連名による旧福山市体育館の保存活用に関する請願書は一昨4日、開会初日の定例市議会に提案され、大田祐介市議(=写真 紹介議員)による趣旨説明を経て、議会総務委員会に審議が付託された。
 請願趣旨説明で大田市議は、保存価値や活用の具体案、更に請願7項目について説明、引続き旧公会堂や、アイネスに建て替えられた駅前の繊維ビルなどを引き合いに出し、「建築物としてのその価値は後世の人が気付く場合が多く、後々になってどうして解体してしまったのか、後の祭りというケースもあるのではないか。」、そして「(解体工事契約議案が同時に提案されていることもあり)議会制民主主義のルールから言えば本請願は時期を失しているかもしれない。」としたうえで、それでも「議会は市民の声を受けて今一度立ち止まって考えることも必要ではないか。」と指摘、請願に対する理解を求めた。