機織雨水貯留施設本体工、2・3億で落札/福山市上下水道局

福山市上下水道局が松永中学校グラウンド内の南側部分に地中式で築造する機織排水区雨水貯留施設は、 きょう七日9時半、 本体工事の入札が執行 (開札) される。
約九二〇立方米の容量を持たせる同貯留施設は、 縦二一米×横一八米×深さ三・五米で、 コンクリート打設の底面に対して、 側面が二次製品のプレキャストコンクリートを並べ壁にするものとされ、 ほかに掘削三、 五〇〇立方米 (縦二五米×横二二米×深さ六・五米) や流入・放流管渠なども本体工事に包含する一方、 放流ポンプ設備は除かれており、 別件工事として発注、 本体工事と共に来年三月末の工期で契約を求める。
本体工事の予定価格は2億3、 244万3、 000円にのぼっており、 土木一式B等級の市内業者に加え、 上位等級からの参加に限り松永小学校区本店所在地業者の入札を認める条件で参加者を募り、 電子システムにもとづく応札は五社を数えている。
なお前年度実施の地盤改良及び矢板打設工事は、 富士建設 (落札額6、 643万円) が施工に当った。